こちらはたまたま図書館で目に入った本。
井上やすしさんと言えば『ひょっこりひょうたん島』で有名です。私は小説の『吉里吉里人』が大好き。そんな程度の知識で読み始めましたが、まぁ、ビックリするくらいに今の日本を予見されています。
先日読んだ、土井善晴さんの『一汁一菜でよい〜』と繋がる箇所も多く、一汁一菜であればご飯作り(献立)で悩む必要なんてなく、共働きが当たり前のようになった現在こそ必要なのではないかと。
働いていたころは毎週末、1週間分の食材をまとめ買いしてひたすら作り置きと食材の下処理をしていましたが、
・美味しいお米
・味噌や醤油、糠漬けなどの発酵食品
・美味しいお野菜
に、海産物と個人的に梅干しがあれば日本人の身体は事足りるような気がします。
お米は完全食。お味噌は発酵食品。
昭和三十年代の、ご飯にお味噌汁にお漬物。煮物や焼き魚を添えて晩御飯。
こうも沢山の情報にモノが溢れていると、何が必要で不必要なのか、目に見えるものに振り回されがちですが、意外とそんなに多くは必要ないのかもしれません。
私はパンもお菓子も食べますし、食いしん坊なのであれやこれやと食べますが、普段の食事は頑張らなくて良い気がします。
と、ほんの少し前の自分に言ってあげたい(笑)
誘惑も、そして自分の欲望も相まってあれやこれやと食べたい!作らなきゃ!になってしまいますが、頑張る日はハレで十分なのかもしれません。
ケの日は、簡素に質素に身体に良いものをよく噛んで食べる。
そんな我が家は、唐揚げ&ハンバーグが出ると家族総出で大騒ぎ(笑)
いつの時代やねん!と言われそうですが、私の役目は家族の健康を守ること。
自分が楽しくいる為にも、頑張り過ぎないやり過ぎない。
頑張るのが続けられたらいいんですけど、頑張る為にイライラしていたら本末転倒やんかー。
日々、淡々と。
最後に、土井善晴さんの『一汁一菜でよいという提案』から、ステキなショットをチラリズム❤️
私もこの境地に至りたい!
今夜の献立は今夏最期のゴーヤチャンプルー。ビールが進みますね(笑)
みなさま、良い週末を☆