キモノ★キドキ

着物を着ること、食べること、衣・食・住にまつわる、あんなことやこんなこと。

お仕立て上がり、ウールに木綿

年末購入した反物三点。

楽天ポイントが貯まった&楽天セールのタイミングで、ウールと木綿の二反をお仕立てに出しました。

kidoki-123-kimono.hatenablog.com

 

1ヵ月もかからずに仕上げて下さいました♪

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(決して高級呉服ではありません(笑))

 

お得なモノには訳がある。

ヤフオクで1,000円で購入したウールの反物。

お仕立てに出した呉服屋さんから連絡があり、

 

『反物の長さが足りません・・・。』

 

通常、一反の長さは12m~14m。

私の購入した反物は11m35㎝しかなかったようで、158㎝の私の身長では長さが足りないとのこと。

そんな非常事態に対して、女将さんからの対応策は、

 

身丈確保の為に、後ろは繰越揚げ、前は内揚げなし

 

とのこと。

ここで、洋服では聞き慣れない身丈、繰越揚げ、内揚げの用語説明です。

 

《用語説明》

 

 【身丈】着物の長さのことです。自分の身長もしくは±5㎝ほどが着易い長さとされています。

 

 【内揚げ】裾が擦り切れた際、裾を切っても身丈の長さがとれるよう、あらかじめ胴回りあたりに生地を縫い込んでおく処理のこと

 

 【繰越揚げ】上手く説明できません(^^; 下記サイトが分かりやすいです。

  和裁の知識〜繰越(くりこし)と内揚げ

 

着物の裾は擦り切れるまで着るつもりですが、そもそもいつまで着れるのかも分かりません。(死の直前まで着ていたいですが)

先のことを考えても仕方なく、女将さんの提案でお仕立てを進めて頂きました(^^)

 

こちらが問題の長さが足りないウール。

冬ですが色味がスイカの皮と種のよう。
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こちらは大好き❤会津木綿。

画像では分かりにくいですが、深い紫色です。
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二枚を並べてみました。
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パッと見た感じは長さも同じですが・・・

 

こちらが後ろ(背中)側の繰越揚げのみの箇所。
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右の着物と比較すると、縫い込みが少ないですね。

 

そして、前の部分。

右側の紫色の着物には縫込み(内揚げ)がありますが、左の着物にはありません。

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さて、着姿にどんな影響があるのか。

これも勉強ですね。

また、参考までに着心地、着姿を掲載したいと思います(^^)

 

こちらは、女将さんからのお心遣いのお品です。

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 ・花札柄の小風呂敷

 ・おかみさん手作りのティッシュケース(生地は着物の端切れだと思います❤)

 ・防虫剤

 ・手書きのお手紙とツル

 

きっと、着物の柄や種類を見て、どんなものが好みなのか考えて選んで下さったのだと思います。

ウールの着物に防虫剤、そして小風呂敷にティッシュケースは見事に私の好みです❤

 

そんな素敵な女将さんのお店はこちらです。

www.rakuten.co.jp

 

着物を着る前からGOKIGENです(^^)

 

お着物を着たい、手頃な価格の着物を見に行ってみたい、お仕立てや着物の洗いはどうするの?などなど、お気軽にお問合せ下さい。

曜日を固定して、お茶でも飲みながら相談会のようなものが出来れば、と考えています(^^)

 

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