お仕立て上がり、ウールに木綿
年末購入した反物三点。
楽天ポイントが貯まった&楽天セールのタイミングで、ウールと木綿の二反をお仕立てに出しました。
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1ヵ月もかからずに仕上げて下さいました♪
(決して高級呉服ではありません(笑))
お得なモノには訳がある。
ヤフオクで1,000円で購入したウールの反物。
お仕立てに出した呉服屋さんから連絡があり、
『反物の長さが足りません・・・。』
通常、一反の長さは12m~14m。
私の購入した反物は11m35㎝しかなかったようで、158㎝の私の身長では長さが足りないとのこと。
そんな非常事態に対して、女将さんからの対応策は、
身丈確保の為に、後ろは繰越揚げ、前は内揚げなし
とのこと。
ここで、洋服では聞き慣れない身丈、繰越揚げ、内揚げの用語説明です。
《用語説明》
【身丈】着物の長さのことです。自分の身長もしくは±5㎝ほどが着易い長さとされています。
【内揚げ】裾が擦り切れた際、裾を切っても身丈の長さがとれるよう、あらかじめ胴回りあたりに生地を縫い込んでおく処理のこと
【繰越揚げ】上手く説明できません(^^; 下記サイトが分かりやすいです。
着物の裾は擦り切れるまで着るつもりですが、そもそもいつまで着れるのかも分かりません。(死の直前まで着ていたいですが)
先のことを考えても仕方なく、女将さんの提案でお仕立てを進めて頂きました(^^)
こちらが問題の長さが足りないウール。
冬ですが色味がスイカの皮と種のよう。
こちらは大好き❤会津木綿。
画像では分かりにくいですが、深い紫色です。
二枚を並べてみました。
パッと見た感じは長さも同じですが・・・
こちらが後ろ(背中)側の繰越揚げのみの箇所。
右の着物と比較すると、縫い込みが少ないですね。
そして、前の部分。
右側の紫色の着物には縫込み(内揚げ)がありますが、左の着物にはありません。
さて、着姿にどんな影響があるのか。
これも勉強ですね。
また、参考までに着心地、着姿を掲載したいと思います(^^)
こちらは、女将さんからのお心遣いのお品です。
・花札柄の小風呂敷
・おかみさん手作りのティッシュケース(生地は着物の端切れだと思います❤)
・防虫剤
・手書きのお手紙とツル
きっと、着物の柄や種類を見て、どんなものが好みなのか考えて選んで下さったのだと思います。
ウールの着物に防虫剤、そして小風呂敷にティッシュケースは見事に私の好みです❤
そんな素敵な女将さんのお店はこちらです。
着物を着る前からGOKIGENです(^^)
お着物を着たい、手頃な価格の着物を見に行ってみたい、お仕立てや着物の洗いはどうするの?などなど、お気軽にお問合せ下さい。
曜日を固定して、お茶でも飲みながら相談会のようなものが出来れば、と考えています(^^)
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キモノ★キドキ
東 沙織
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