連日の猛暑のとある日。
爽快な景色とはうって変わっての、外気温35度越えの滋賀県。
こんな日でも、この方の自転車愛は変わらないようです。
思いっきり全身を使って自転車と戯れ、たくさん汗を流して無我夢中に走っている姿は、傍から見ると不要なモノをどんどん削ぎ落としていっているような、ある種の清々しささえ感じます。
まさか若い時ならいざ知らず、40歳を超えて息子と炎天下、サイクリングをする羽目になろうとは人生何が起きるかなんて分からないものです。
そんなサイクリングの日、たまたま目にした本に、
ライフスタイルの一部として汗をかくことを受け入れましょう。
体に感謝されます。
とありました。
気付けば20年、クーラーの効いた部屋で仕事をすることが当たり前だったこともあり、いつしか汗をかくことが嫌いになっていました。
ただ環境が変わり、自ずと趣味趣向が変わるにつれ、思いっきり楽しんで流した汗の気持ち良さに気付く(思い出す)ことに。
翌日は涼を求めて、山中にある川へ。
岩の上に寝っ転がって、ボーっと見上げた空。
お昼に食べたざるそばの入れ物で、カニさんの即席船の出来上がり。
暑い日は、外に出ずに涼しい室内で過ごす。
が当たり前だった私には、暑い日にわざわざ汗をかくようなことをするだなんて考えられなかったことです。
が、
自分が受け入れ難い状況でもひとまず受け入れてみる。
↓
どんどん見える(感じる)景色が変わっていく。(見え方、感じ方が変わる。)
↓
結果として、受け入れがたいと思っていたことが、自分の知識や経験値に基づく頭で考えた答えであって、心からの望みではなかったことに気付かされます。
もちろん、そうでない場合もありますが。
息子と一緒に、汗やら暑さやらそんなことを一切忘れて自転車を漕いでいる時、私には、『楽・喜・嬉』の三文字しかありません。
自分が本当に望んでいることが知りたければ、(現状が満ち足りていれば、必要はないですが)まずは、今までの自分とさよならする、今までの自分が選択しなかった方へ進むことが必要になる気がします。
短い夏休みでしたが、色々と気付くことがあり家族に感謝です☆
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東 沙織
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