【教室】半幅帯&名古屋帯コース 2回目
全8回の半幅帯&名古屋帯コース。
2回目のお稽古模様です。
今回は1回目にお稽古をした長襦袢の上に
・着物を羽織る
・着物の裾を合わせる
までのお稽古です。
そもそも、着物を着なければ裾合わせって何ぞや?ですよね。
洋服であれば長さが決まっている下半身の裾。
ズボンもスカートもよっぽどのことがない限り、ウェストで穿けば自動的に長さは一緒。
(そういえば、昔『パンツを見せて履く!』腰履きというものが流行りましたが、今はどうなんでしょう。当時は色んな柄のパンツやCalvin Kleinなどのブランド名をチラ見させて頂きました(笑))
ところが、着物の丈(長さ)は一律ではなく、自分で丈を決めることが出来ます。
(ただし、男性は対丈という仕立て方の為、丈は同じです。)
ただし、丈(長さ)を決めることが出来ると言っても、
『今日は膝丈~❤』
『明日は裾引き摺りの大岡越前~❤』
のような、気分で極端に長さを変えるというわけではなく、教科書的な模範解答でいくと
『踵が隠れるくらいの長さ』
が適正だとされています。
ただし、これはあくまでも美しい着姿としての目安であって、普段着物を着て生活するのであれば断然短めの方が動きやすく、家事がしやすいです。
さて、随分と前置きが長くなりましたが、お稽古ではその美しい気姿を目指して手を動かしていきます。
綺麗に決まりました(^^)
お次は、
『この上半身のぐちゃぐちゃはこのままで良いの?』と心配されていた上半身を整えていきます。
順序を追って、丁寧に。
下地(長襦袢)を整え、
⇒着物を羽織って下半身(裾合わせ)を整え、
⇒上半身(おはしょり、襟合わせ)を整える。
一つ一つの動作は点だとしても、点と点が線に繋がれば、『着物が着れた!』の完成系。
どこに向かって(目的)手を動かしていくかが分かれば、着るのは簡単です(^^)
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東 沙織
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