４年前。
『いつかは着物を自分で着てみたい！』を実行しようと思い立ち、一人ネット検索に明け暮れる日々。
木綿の着物であれば敷居が低そうだと、お手頃価格の木綿着物を物色。
楽天で購入したプレタの木綿着物。
それでも退職したばかりの私には少し高価なお買い物。
何度も何度も、本当に購入して着るのかどうかを自問し、
（実際20年ほど前に着物のことも良く分からないまま、ふらりと入った大阪駅ビルのたんす屋さんで夏帯だけを購入しましたが、全く帯を巻くこともなくそれから20年。今となっては大活躍なので結果オーライなのですが…。）
とりあえず、やってみなきゃわからんと、足を踏み入れた着物の世界。
着付けの手順の意味が分かるまで、まぁそれはなかなか時間がかかって着付けをしておりましたが、一つ一つの動作の意味が分かってしまえば思ったよりも大変でなく、思ったよりも不便ではなく、更に着ていてしんどいものではないと気付いた着物の世界。
ただ、さすがにこんな自転車には乗れませんが(笑)
↓
（週末の神戸は御影から尼崎まで一人サイクリングの図）
洋服に慣れてしまった身体に着物の動作は異次元で、人によってはそれこそ慣れるまではなかなかしんどいかもしれませんが、身体の中心を感じ、軸をとり、見えない後ろ姿をイメージしながら着物を纏っていくことは私にとってはとても面白い作業です。
毎年、初めて購入したこちらの木綿着物に袖を通すたびにしみじみと、着物が着れるようになって良かったと実感します。
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