いつぞやの頃か記憶が定かではありませんが、ポストに入っていたこちらのDM。
以前は、原でその名も『はらいっぱい』というどぶろくが作られていましたが、生産者さんがご高齢の為2019年に引退されてしまいました。
私はお酒はあまり飲めませんが、それでも地元の名産品が消えてゆくのはとても残念だったことを覚えています。
ですが、高槻のどぶろくはこのまま消えてなくなってしまったわけではなく、地産地消のどぶろく特区を後世に残せないかと、有志の方が集まられて樫田地区でどぶろくの製造を立ち上げられました。
そんな思いの詰まったどぶろく樫田。
お酒はあまり飲めませんが(本当に残念・・・。)、何か力になれないかと友の会に入会。
引換券を持って、いそいそとプレゼントをいただきに上がりました。
どぶろくを販売されているのは天保三年(江戸時代)から続く、高槻の老舗の酒屋さん『株式会社 西田本店』さん
(西田本店さんだけのオリジナル純米酒だそうです。)
そして、重さも何のその。
リュックに詰めてホクホク顔で帰ってきた、地元高槻産のひのひかり1.5kgとどぶろく720ml。
ちょっと厳めしいカレンダーもおまけに付けて下さいました。
今更ですが、どぶろくと濁り酒の違いが分からず調べてみたところ、
『どぶろく』とは、米、米こうじ及び水を原料として発酵させ、濾していないもの。
逆に、濾したものはしっかり絞れば『清酒』、荒く濾せば『にごり酒』となるそうです。
『どぶろく』のにごりは米の栄養や旨味、甘みがそのまま残されている証。
更には原料を濾していないので、栄養豊富。
昔は各家庭でも造られ農作業の合間の栄養補給にも飲まれたそうで、アルコールのない甘酒のような感じですね。
いずれにせよ、お米と麹、お水を発酵して作られた発酵食品には変わりはなく、先人の知恵の深さに驚かされるばかりです。
さてさて長々とどぶろくについて語っておりますが、調べれば調べるほどに飲めもしないのに飲んでみたくなるこの不思議(笑)
せっかくなので、お正月に頂いてみようと冷蔵庫に冷やしてあるどぶろく樫田のボトルを見るたびにニヤリ。
西田本店さんで本数限定で販売されているようです。
ご興味のある方は是非!
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