【広隆寺】秘仏 聖徳太子立像と薬師如来
事前に調べていた広隆寺までの交通機関は、早朝の電車遅延であえなくルート変更です。いつもは15分程で着く駅に40分もかかりました。
それでもまだ、高槻(笑)
京都の太秦向けて、いざ出発。
着物:毎度の会津木綿
帯:リサイクルの名古屋帯
帯締め:リサイクル品
帯揚げ:ネットショップ
足袋:ダルマがポイントのたびっくす(毛玉付き)
京都駅からバスに揺られること40分。
着きました。
立派な楼門の左右には
ギロリと眼光鋭い仁王像。
楼門を真っすぐ進んでいくと、本堂が前方に見えてきました。
写真撮影不可の為、聖徳太子立像の画像はありませんが、出来れば実際見て肌で感じていただくのが一番だと思います。
心が震えました。
蝋燭を燈し、護摩木に願いを込めて炊き上げていただきます。
さて、本堂左の道を進んで奥に見えるは新霊宝殿の受付です。
こちらも本日のみ公開されている薬師如来像を拝観することが出来ます。
神霊宝殿が見えてきました。
新霊宝殿の中も当然のごとく撮影不可でした。
でも、もう写真を撮るとかそういったことを忘れるくらいに異空間?異次元?私の文章力では何とも表現しがたいのですが、ただただその空間にいるだけで素晴らしく。
何かがみえるだとか、難しいことはサッパリ分かりませんが、ただそこにいるだけで圧倒的な何かを感じる、そんな不思議な空間でした。
そして、薄暗かった館内から出てすぐの景色。
色鮮やかな紅葉に息をのみました。
『静と動』『暗と明』という言葉がふと浮かびました。
どちらかだけでは成り立たないですね。
とても素晴らしい経験でした。
さて、新霊宝殿を後にして行きに通った道を戻ります。
行きは全く気付かなかったのでが、受付近くにお社があり、少し気になったので寄ってみました。
この飛び石を一人で渡っていたのですが、ここでジャボンと落ちたら笑えんなとか、そんな悪いイメージをするから現実になるのでは?みたいな問答を一人頭の中で戦わせつつ、無事向こう岸に辿り着きました。着いた途端、帰りのジャボンを想像してしまうのですが(笑)
お社の中には白い蛇がお祀りされていて(帰ってから調べてみると、弁天社でした。)、なんだか写真を撮るのも憚られましたので手を合わせるだけにしておきました。巳年なので、勝手に親近感だニョロ。
受付横にある朱印所でご朱印を頂きました。
南天の真っ赤な実も、今日はいつにも増してとても鮮やかに感じます。
広隆寺へは図書館で何気なく借りた般若心経の本をお供に出かけていたのですが、
新霊宝殿で見かけた般若心境の教本。
これもご縁でしょうか、思わず買ってしまいました。
年々記憶力に自信が無くなってきていますが、262文字を果たして覚えられるのか?
それ以前に、信心深かったおじいちゃんは浄土真宗。
『一緒にお経読んどったのに、忘れたんかいな』とあちらの世界で呆れていない事を願います。(笑)
ご興味のある方は来年の11/22に参拝されてみて下さい(^ ^)
着物で参拝も良いですよ♪