モスリンの長襦袢をみやこ染めで大変身
着物を着始めた頃、ウールに合わせる長襦袢にとヤフオクで千円程で購入したモスリン(毛)の長襦袢。
大好きな麻の葉柄なのは良いとして、届いてビックリ!
画像で見た色とは全く違う蛍光ピンクのような、なかなか派手派手しい色(笑)
家に着るには良いとは思いつつも、やはり気に入らず。。。
この派手派手しいピンクがどうにも気分が下がるのです。
とは言いつつも、着ると暖かいのでどうにかならないかと、ふと閃きました!
麻の白の長襦袢と、これまた麻のワンピースの染め替え用にと購入していた染料。
みやこ染めさんの、染料三色。
左から、
・コールダイオール / オリーブグリーン
・コールダイホット / バイオレット
・コールダイホット / ネイビーブルー
ここで、商品名のコールダイオールとコールダイホットの違いを簡単に。
・コールダイオール 水(30度以上で染まる)
・コールダイホット お湯(85度以上で濃く染まる)
染める対象の素材は植物繊維(綿・麻)や動物繊維(絹・毛)他にもレーヨンやポリエステルなどのも染めることが可能です。
詳細は下記を参照にして下さい。
毛(モスリン)も染めれるとあり、実験開始です!
①まずは、水で染める対象のものを洗います。
②染料はコールダイホットのバイオレットに決めて、染料をお湯(500cc)で溶かします。
③染め液を入れる容器を用意する。
耐熱容器を使用と説明書にはありますが、染め液9.5リットルも入る容器がなく、どうしたものかと桂屋さんのHPを確認。
みやこ染の染色器(13,750円)をご用意しております。
市販のポリバケツ、段ボール箱、石油缶、発泡スチロールの保冷箱、プラスチックの衣装ケースを使っても染めることができます。
段ボールを使う場合は、45リットルのゴミ袋を2重または3重にかぶせ、水が漏れないようにして使用します。
※ただし、ポリエステル100%品を染める場合、ポリエステルダイを使って加熱しながら染色するため、加熱可能な鍋などが必要です(加熱染色する場合は、段ボール箱などの代替品の利用はできません)。
ふと、納戸に釣り用の発泡スチロール製のクーラーボックスがあるのを思い出し、内部にゴミ袋をかけて代用することに。
④85度以上のお湯を9.5リットル入れ、その中にお酢を130cc入れます。
⑤④に染め液を投入
⑥洗濯ネットに入れた長襦袢を入れて20分~30分染めていきます。
この間、お湯が熱いうちに布を左右によく動かすとムラなく染めれるようです。
⑦一瞬で洗濯ネットがご覧の通り
⑧せっかく大量にある染め液。なんだかもったいなくて、以前半襟代わりに付けていた手拭いも投入。
こちらも麻の葉柄。どれだけ好きやねん(笑)
⑨染め上がった長襦袢の洗いの準備。
染め上がった長襦袢をぬるま湯(30度以上)で軽くすすいだ後、台所用中性洗剤を溶かし洗います。
この時、毛やポリエステルは急な温度変化で繊維が縮むので、少しずつ温度を下げながら洗っていくとよいのだそう。
⑩泡が出なくなるまで。
そして、水の色が透明になるまでよくすすぎます。
⑪洗い終わりました
⑫脱水して陰干し。
ビックリするくらいに綺麗に染まりました!
追記:後から入れた手拭いは、微妙な染まり具合(笑)
想像以上に良い仕上がりに満足❤
あとは着てみてどうか。
楽しみです(^^)
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