私の着物が着れず悶々としていた日々の回顧録です。
よろしければお付き合い下さい。
さて、この冬で着物を着始めて３年が経とうとしています。
ありがたいことにお稽古に通って下さる方が出来、その中で
『綺麗に着れないと』と言われるたびに、
『そんな数回で完璧に着れたら私いりませんやん(笑)』
とお答えしています。
お稽古に通って下さっているKさん。
先週、とっても綺麗に帯締めを結ばれていました。
たった５回で帯締めを綺麗に結ばれているKさんを横目に、当時の私はなぜあんなにも出来なかったのかと(笑)
全く上手に帯締めが結べず、料理中エプロンの紐を使って日々、一人で帯締めの練習。
その甲斐あってか、ある日突然、急に自分の思う形に結べるようになりました。
『着物の練習をしなければ・・・。』
と思いつつも、練習をするまでの準備を考えると億劫で、（出したら仕舞うのが邪魔くさい、着物を畳むのが面倒などなど、やらない為の色々な自分に対する言い訳(笑)）
結局練習をしないものだからいつまでたっても上達せず、毎回お稽古の度に同じ個所を注意され、その瞬間は頭では分かったつもりでも翌朝になるとすっかり忘れてそのまま。
→次回のお稽古を迎える。
→注意をされる。
とまぁ、自分で書いていても嫌になるくらいな生徒でした(^^;
そんな私がやはり自分で着物を着たくて一念発起！
毎日の幼稚園の送迎に着物を着て行き始めて半年でぐんと上達しました。
結局、手を動かさなければ、練習しなければ上達しないことを身を以て痛感。
私は人一倍、不器用でそして頑固です。
ですので、自分が納得しなければなかなか前に進めません。
自分が前に進むためにはどうしたら良いのか？
出した答えは、自分で考え、行動して、自分を納得させるしか方法がありませんでした。
とっても時間がかかる方法で、この便利な世の中とは逆行する方法で、それでも効果は後になってジワジワと。
目に見えてすぐの結果や成功は、喉から手が出るほど欲しいけれど、私にそんな器用さはなく、出来るのは地道にコツコツ積み上げるだけ。
華やかさとは全く無縁ですが、分からない、出来ない、壁にぶち当たった時はとことん自分で考えてやってみる。
一見遠回りのようで、実はこの方法が私には一番合っていたようです。
人によって方法は千差万別、様々ですが、不器用な私でも着物が着れる方法はありました。
もし不器用で着物が着れないと思われている（思い込んでいる？）方がいれば、お待ちしております。
人一倍悩んだだけに、悩んで考えるのは得意です。
そして、答えの出し方も。
一緒に悩んで、考えて着てみましょう♪
着物着れますよ(^^)
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