キモノ★キドキ

着物を着ること、食べること、衣・食・住にまつわる、あんなことやこんなこと。

卒業式はお着物で

卒業式の日。

卒業式に向けてお稽古に来て下さっていた生徒さんから着物姿のお写真が届き、息子の卒業式では、袴のお稽古に通ってくれていた女の子が自分で上手に袴を着て歩いている姿を見つけ、朝から何とも幸せな気持ちになりました。

 

みなさま、ご卒業おめでとうございます。

 

そして、我が家の息子も卒業。

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いよいよ春から息子は中学生、そして娘は高校生。

 

私が着物を着初めたのは、息子が幼稚園の年長さんになり半年も過ぎた頃。

その頃の私は定年まで働くつもりだった会社を諸々の事情で退職し、半ば放心状態。

そんなもぬけの殻になった私の空っぽを埋めてくれたのが着物でした。

 

あれからもう7年。

毎日とは言わないまでも普段に着物を着るようになり、着物が特別な存在ではなくなった今、それでも特別な日に着る着物はやはり背筋が伸びる思いです。

 

さてこちらは変わって娘の中学校の家庭科の課題の豚のパペット。


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顔もなく未完成のまま放置されていたものが、合格発表後、心に余裕が出来たようであっという間に仕上げていました。(もう提出することはないのですけどね)

 

それにしても、何だか楽しんで作っているかと思えば、ポケットとマントまで作ってその中央には『母』の文字。

更には眉はつり上がり明らかに怒り顔。

 

・・・なんでやねん。

 

更に、そのぬいぐるみを見るなり『これ可愛いからちょうだい。一緒に寝るから。』と息子。

 

・・・なんでやねん(笑)

 

完成した豚を見ながら『尻尾までつけた』と嬉しそうにしている娘を見て、受験勉強の間はこんなことをする心の余裕すらなく、それでも仕舞い込んでしまうと二度と何もしないことも分かっていたようで、見える位置に置いていた未完成の豚のパペット。

 

娘が豚のパペットを完成させたように、私もぽっかりと穴が開いた箇所に着物が入り着れるようになりました。

 

沢山持っていることは一見すごいことのように思えますが、本当に必要なものは何なのか。

 

不要なモノを手放して、必要なものを入れる。

 

娘にとって完成品の豚のパペットは不要でしたが、そのモノが必要なのではなく完成させるという行為が必要なもの。

 

春からの新しい環境に向けて、不要なモノを整理し新しいモノが入るように、春休みは良い準備期間だと思います。

(宿題がなくて息子は遊びまくっておりますが(笑))

 

 

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