【お稽古】長襦袢をキッチリと
先日、体験レッスンにお越し下さったFさん。
初回のお稽古は長襦袢を徹底的にお稽古。
『背中は見えないから大丈夫!』
では決してありません。
丁寧に、着姿をイメージして一手一手を運んでいきます。
スッキリ!
このあと、なんだかおかしいなと2人で気付いたのですが、長襦袢が裏返し(笑)
ひとしきり笑った後は、お稽古の残り時間で着物にも少し袖を通していただきました。
長襦袢を着ただけでは着物感はありませんが、着物を羽織ると自分で着物を着れた感が増し、『なんだか着れそう!』となるのがポイント。
実際着れるのですがね(^^)
お稽古中Fさんとの会話の中で、
・着物は後ろの動作、見えない部分の動作が洋服と違って多い
・長襦袢のダブダブはこのままで大丈夫?
と、他にも洋服との比較の話しが多く出てきました。
着物は洋服とは異なり一つ一つの動作が次に繋がり、その集大成が着姿。
日本人の得意とする形が、着物にももちろんギュギュッと凝縮されています。
洋服とは色々異なりますが、着物を着る手順には全てに意味があり、意味が分かると、
『手を〇〇〇のではなく、〇〇に運ぶ』
『〇〇しない為に、ここで○○を引っ張る』等
ただ手順を闇雲に覚えれば良いのではなく、次に繋がるための一手だということが分かればしめたもの。
何事も分かると楽しいものです。
自信にも繋がりますしね。
長々と講釈を垂れていますが、そんな訳でFさん、次回も疑問点はドシドシご質問下さい^ ^
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