キモノ★キドキ

着物を着ること、食べること、衣・食・住にまつわる、あんなことやこんなこと。

味噌作り 通常バージョン

去年初めて作った自家製味噌。

あまりの楽しさと美味しさに、今年は去年より4倍多い量で作ってみました。

 

《自家製味噌》

 

 【材料】

  ・乾燥大豆 1.3㎏

  ・麹 1.3㎏

  ・塩 600g

 

 【道具】

  ・大鍋、もしくは圧力鍋

  ・すりこ木やマッシャーなど、茹でた大豆をすり潰せるモノ

  ・ボウル(熱湯やアルコールで消毒しておく)

  ・保存容器(熱湯やアルコールで消毒しておく)

  ・重石

 

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①前日に乾燥大豆を水に浸けておきます。

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②翌朝の水分をたっぶり含んだふっくらした大豆。

野田琺瑯のタライ 大サイズ(40㎝)は大き過ぎるかと思いましたが、全く問題ありません。

ただ、あまりの大豆の量の多さに『果てして一人で作れるんやろうか・・・。』と少し引き気味です(^^;

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③あとはひたすら大豆を茹でていくのですが、私は圧力鍋で高圧1分を豆の量が多い為5回に分けました。

このとき、茹で汁はあとで麹と混ぜる時に使用する為とっておきます。
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④さて、あとは茹で上がった大豆を熱いうちにどんどん潰していきます。
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⑤並行して、塩切り麹を作ります。

固まっている麹を手でほぐします。
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⑥そこに塩を入れて、麹と塩を馴染ませたら塩切り麹の完成です。
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⑦⑥に④で潰した大豆を入れていきます。
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⑧潰した大豆と塩切り麹を手で混ぜ合わせていきます。

ここで塩切り麹と大豆がパラパラとしてまとまらないようであれば、③でとっておいた茹で汁を加えます。目安は耳たぶの固さくらいの柔らかさです。

私は『耳たぶの固さ』という言葉が出てくると、どれくらいなのかよく分からずいつも戸惑ってしまいます(笑)
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⑨保存容器を用意します。

前年度はアルコール消毒した容器に直接詰めていったのですが、今年は保存容器の中に袋を入れてこの中にタネを入れていきます。

袋に入れたほうが空気に直接触れる面積が減る為、カビが発生しにくいそうです。

さて、吉と出るか凶と出るか?

答えは来年までお預けです。

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⑩⑧で作ったタネを団子にして保存容器に隙間なく詰めていきます。
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⑪一段詰めるごとに上から手で押して馴らしていきます。
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⑫タネを隙間なくピッチリと馴らしたら、ビニール袋を空気を抜くようにして密着させ、上から重石を載せます。重石は仕込んだ味噌の1/2の重さが目安です。私は塩をビニール袋に入れたもので代用しました。
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⑬あとは一年後のお楽しみ❤
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味噌は買うものだと思っていた会社員時代。

そして初めて味噌を作った去年。

知っていたようで知らなかった味噌の奥深さに驚き、美味しさに驚き、そして

 

『やっぱり日本の調味料は最高やんか!』

 

と見事にはまってしまいました(笑)

 

毎日の料理は特段趣向を凝らしたものでもなく質素な食事です。

ただ、毎日食べるものだからこそ手間を惜しまず丁寧に。

 

 

(味噌ではなく、着付けの) 

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